アプリケーションに食わせるデータって、文書じゃなくていいと思う。

その意味では、RSSとかJSONとかはその延長上にあり、「シンプルでありながらパワフル」であるからこそこれらのものがこれだけ普及していることは明白。スペックそのものがとても単純だし、それを使うのもとても簡単。

酔っている上に、あんまり詳しい訳ではないのだけれど。


アプリケーションってデータ構造の背景とか文脈を分かった上で作るものだから、フォーマットさえ分かっていれば可変長バイナリでもあんまり困らない。極端な話。
だって結局は、データの意味を解釈するロジックは書く必要があって、ロジックとデータ構造は仕事の事情でコロコロ変わるから。入り口と出口だけガチガチに固めてもねー。
いくらWSDLでデータを文書化/構造化しても、それってそのまま人に見せられる訳でもなければ、そのままロジックになるわけでもない。XPathだってXSLTだって、文書構造変わったらやっぱり書き直しなんだから。手間を省いてくれる便利な道具、以上ではない。
だったら野良XMLJSONでいいじゃん。Java/Perl/Rubyとかでそのまま読み書きできるんだから。WSDL使おうが使うまいが、データ構造をきっちり仕様書にするのはどんな仕事でもやるんだもん。「なにが書いてあるかわかりません」って、経験の浅い若い子が泣きそうになって聞きにくるような文法で書く必要なないはず。つーかそういう子のためにあるはずの仕様書が、仕様書の役目を果たしとらんじゃないか。WSDLスキーマのせいで(怒


って、実装をやっているといつも思うことなんだけど。
偉い大学を出た偉い上流の人は、もっともっとずっとずっと先を見ているのかにゃー。いや皮肉じゃなくて。
同じ時空に生きているとは思えない、ってことがときどきある。