デッドライン―ソフト開発を成功に導く101の法則
- 作者: トムデマルコ,Tom DeMarco,伊豆原弓
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 1999/03/19
- メディア: 単行本
- 購入: 14人 クリック: 111回
- この商品を含むブログ (161件) を見る
「あのとき」どうすれば良かったのかが全部書いてある。
まぁ読んでいてもその通りに行動しないだろうし、良い結果が得られたとは限らない。
でも、だいぶマシだったんじゃないだろうか。
思い返せば上司と顧客のほとんどが「はやく出荷しろ」を金科玉条としていた。
いやいや。そうじゃないなぁ。自分も相当なものだった。反省反省。
現在の状況に照らして1つ変更するとすれば、低レベル詳細設計の実現手段くらいか。
- ソフトウェアの設計とは、モジュール分割とモジュール間のインターフェース定義だ。
- 価値があるのは詳細設計だ。コードと1対1に対応するまで落とし込め。コストをかけろ。
これはある程度、
- コメントとAPI定義から成るインターフェースコード、そしてこれのテストコードを作成しろ。
に置き換えて良いかもしれない。JavaならInterface定義(とテスト用のモックアップクラス)にあたる。
文書より厳密だし、正しいかどうかをテストコードを実行して確認可能。仕様書が欲しければツールで生成できる。