デッドライン―ソフト開発を成功に導く101の法則

デッドライン

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ああっくそ。なんでもっと早く読まなかったのだろう。
「あのとき」どうすれば良かったのかが全部書いてある。
まぁ読んでいてもその通りに行動しないだろうし、良い結果が得られたとは限らない。
でも、だいぶマシだったんじゃないだろうか。


思い返せば上司と顧客のほとんどが「はやく出荷しろ」を金科玉条としていた。
いやいや。そうじゃないなぁ。自分も相当なものだった。反省反省。


現在の状況に照らして1つ変更するとすれば、低レベル詳細設計の実現手段くらいか。

  • ソフトウェアの設計とは、モジュール分割とモジュール間のインターフェース定義だ。
  • 価値があるのは詳細設計だ。コードと1対1に対応するまで落とし込め。コストをかけろ。

これはある程度、

  • コメントとAPI定義から成るインターフェースコード、そしてこれのテストコードを作成しろ。

に置き換えて良いかもしれない。JavaならInterface定義(とテスト用のモックアップクラス)にあたる。
文書より厳密だし、正しいかどうかをテストコードを実行して確認可能。仕様書が欲しければツールで生成できる。