Apache Wicketをお試し。

Hello World!

新世代なWebアプリフレームワークらしい「Apache Wicket」を試してみようと思い、HelloWorldを読んでみた。


メッセージ表示用のテンプレートが

<html>
<body>
    <span wicket:id="message" id="message">Message goes here</span>
</body>
</html>

こう。"message"オブジェクトが定義されているテンプレート。ごく普通。
そして、これにJavaコードで表示するテキストをセットする。のだけれど、

    public HelloWorld()
    {
        add(new Label("message", "Hello World!"));
    }

HTMLテンプレートから通して読み下すと、「"message"を定義したページに、ラベルオブジェクト"message"を、addする」って理解でいいのかな? なんだかうまく文脈が繋がってないような・・・
と思っていたところにとどめの"web.xml"。
だめだーRails脳にはむつかしすぎる。終了ー。人類は衰退しました


HTMLとJavaを明確に分離してあるので、たしかにHTMLはかなり奇麗。
でもその副作用なのか、spanタグと new Label() とか、textareaタグと new TextArea() とか、同じ意味のコードをHTMLとJavaの両方に書かなきゃいけない感じがした。さらにJavaでは、newしたオブジェクトをadd()しないといけない。すでにページに定義してあるのに、なんでadd?


それでも、Strutsの破滅的ややこしさよりはずっとずっとシンプル。だとおもうStrutsもう何年も触ってないから忘れたけど。
それでもそれでも、eRubyのように動的な部分だけ <%= %> とかで埋め込むほうが、シンプルで分かりやすいような気がするなぁ。