いまどきのノートパソコンを選ぶ

用事に出かけた先で、親戚の姐さんから「ノートパソコン買うから選んで」と言われ、そのまま都心のどでかい電気屋へ。
なにはともあれ、とりあえず要件定義を。

Q1: 予算は?
A1: 安ければ安いほどいい。ただし日本の有名メーカー製は絶対。

Q2: どんな感じで使う?
A2: WordとExcelとメールとWebを据え置きで使う。

Q3: 重量は?
A3: 軽ければ軽いほどいい。Let'sNoteほしい。

Q4: 優先順位は?
A4: 1 > 2 > 越えられない壁 > 3

実に単純明快。
さっそく広い広い店内を歩き回り、ベンチマークとして型落ちっぽいXPマシンを選定。約10万でメモリ1GB。これならオプション追加なしで使える。ただし重量が3kgで、さすがに考え込んでいる様子。


さらに店内を歩き回る。NEC富士通だシャープだ日立だ松下だ、とふるいに掛け続けていると、地味に佇む東芝Vistaマシン発見。
dynabook CX/45A
約11万、この価格帯で重量2.5kgは軽い。そしてメモリを足して1GBにしても12万いかない。変なソフトも入ってなく、しかしPowerPointが入っていてお得感あり。外装デザインも気に入ったよう。
ああ、これいいマシンだわ。Vistaだけど、追加するソフトがないならOKでしょう。
これでどうでしょう。そうしましょうそうしましょう。購入機種決定。


本人は懸案が片付いてルンルンであったが、こっちはどっと疲れた。本来の用事の3倍疲れた。人混みきらい。
でもお役に立ったので良かった、そういうことにしておく。


しかし予算10万円で買えるパソコンは各社見事に横並びな仕様と性能。ちがいは外装だけ。
その1つ上、15万くらいから個性が出始める。そして20万を越えたあたりから使用目的で選べる「道具」となってくる。
そんな印象。
どうせ安物ならばもう一段割り切ってソーテックにしてもよかったかもしれないが、海外に持って行って仕事で使うらしいので「TOSHIBA」の文字くらいは付いていた方がよいのであろう。